2013-01-01から1年間の記事一覧

驟雨

【雲】 午後、強い北風とともに驟雨。寒冷前線の通過。雨後気温が下がる。 自転車のタイヤは修理できたがフレームに入ったひびが致命的なので、近々に自転車の買い替えをする必要がでてきた。 書店のサブカルチャー関係の本棚で立ち読みする。読んでいるうち…

遠い喩え

【ベランダの非常口】 他でもないそのことその状況の具体的なデータを収集して解析するという作業を怠って、類似したモデルと思われる(と決めつけた)先例をとりあげ、その遠い喩えと引き比べ照らし合わすことで気を紛らそうとするきらいが私にはある。 日…

宮沢賢治の味、宇宙中継、など

【ポットの周辺】 宮沢賢治の詩集を読んでいる。 科学的即物描写の具象と宗教的世界観の抽象とがぶつかり合って生じる強いコントラストが、宮沢賢治の作品を貫く味わいを生みだしているに思う。 深夜、インターネットのNASA TVで、宇宙空間でのソチ五輪トー…

図書館、クルージ

【ジョロウグモ】 図書館でぱらぱらと本を読む。ゲアリー・マーカス『脳は有り合わせの材料から生まれた』(早川書房) ヒトの脳は進化の過程で形成された「クルージ(kluge)」であるという発想に基づいて、曖昧でいいかげんながらも、この愛すべき人の心の…

下意識の怪物とその抜け殻

【桜紅葉】 性欲、心の病、カワイイ(哺乳類における幼児的なものの認識とその反応)、など。 人間としての意識、文化、歴史の文脈とは関わりなく、動物としてのヒトとして普遍的な太古の海からわき上がってくるしぶきとしての衝動-怪物。 下意識の怪物は意…

自転車を修理に出す

【朝の雲行き】 夕方、買い物に出かける途中に自転車のライトを壊してしまい、急遽自転車屋で自転車のライトを新調する。 しかし買い物をすまして帰ろうとすると、自転車のタイヤがパンクしていたのに気がつく。ただのパンクではなくてタイヤに寿命がきて裂…

スルメか茶碗、プロダクトとコンセプト、あなたという鏡、ほか

【プラスチックの腕時計】 たとえばスルメか茶碗のように、第一印象はみすぼらしくても長くつき合っていく中で味わいを覚える物事。ことさらに価値を主張するでもなく、そこにあるという状態とつき合っていける関係。作品の所蔵と鑑賞について。 製品とその…

雲のことなど

【針金ハンガー】 雲は一見動かないように見えるけれども、それは氷晶や水滴が落下と蒸発とをくり返し、常に変わり続けている状態にある。流れの中に生じる渦のように。 低気圧に流れ込む気流。力のなかだちとしてはたらく台風の目。ランプの灯心のようなも…

恵比寿、銀座

【恵比寿/東京都写真美術館より】恵比寿にてニセアカシア同人の会合東京都写真美術館 須田一政「凪の片」 「写真新世紀2013」銀座ニコンサロン 藤田満「海に日は照る」飲み会

焼ききのこ、〈意味〉と〈意義〉

【夕陽】焼いたきのこを肴に晩酌 椎茸、エノキ茸、エリンギツイッターの話題 〈意味〉と〈意義〉との違い ぶどうの喩え

表参道、代々木上原

【表参道駅】表参道スパイラル 「ウルトラ 006」オクトーバー・サイド 若手ギャラリーディレクターたちによる推薦作家・作品展代々木上原駅に寄り道 ロマンスカー

須田一政「無名の男女」トークショー

【中野駅/帰り道】ギャラリー冬青にて須田一政「無名の男女」トークショー

馬喰町、銀座、有楽町、台風のゆくえ

【雨の夜】台風28号と並走する台風27号のゆくえが気になるTARO NASUギャラリー(馬喰町) ホンマタカシ「Pinhole Revolution / Architecture」アルマーニ銀座 「TOKYO 1970 時代を挑発した9人の写真家たち」スパンアートギャラリー(有楽町) コレクション…

「世界でいちばん美しい本を作る男」

【渋谷/戸締まり】シアターイメージフォーラム(渋谷/表参道)にて、ドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい本を作る男 〜シュタイデルとの旅〜」鑑賞

中野、東京駅あたり

【中野駅北口/街灯】須田一政「無名の男女」(中野・ギャラリー冬青)東京駅八重洲地下街 「アルプス」のカレーライス丸善大手町本店 宮沢賢治

十三夜

【十三夜/2013年10月17日・月齢12.1】十三夜のお月見 戻りかつをの刺身、賀茂鶴の熱燗 雲間に見え隠れする後の月

増山たづ子「すべて写真になる日まで」、沼津、富士

【富士市 吉原駅/煙突のある町】静岡旅行沼津駅前にて地元のS氏と待ち合わせ S氏の運転する車で観光イズフォトミュージアム 増山たづ子写真展「すべて写真になる日まで」 徳山ダムの湖底に沈んだ岐阜県徳山村の最後の日々。(1977年-2000年代) それまでカ…

三保の松原

【三保の松原】静岡旅行三保の松原「羽衣まつり」 羽衣の松の脇にある茶店にて、静岡おでんをさかなにコップ酒を飲みつつ、場外にもれ聞こえる薪能の謡に耳を傾ける。清水泊

須田一政写真展「凪の片(なぎのひら)」レセプション、〈私は意識を失っている〉

【恵比寿/装飾品店】須田一政写真展「凪の片(なぎのひら)」レセプション @東京都写真美術館 展示観覧二次会 社交下手ツイッター上の知人とのあいだで話題になっていた、〈私は意識を失っている〉という逆説に関して返事をつづる 引合いにスナップショッ…

TOKYO PHOTO 5、MOTOYA

【芝・増上寺/半開きの扉】TOKYO PHOTO 5 (芝・増上寺) 芝・増上寺境内のホールにて開催のTOKYO PHOTO 5を観覧。 ジャック・ケルアック「ON THE ROAD」のアニバーサリーイヤーか、出展ギャラリーの取扱い品目にも旅の写真、路傍写真が目についた。それか…

あちこち

【代々木八幡】中野・ギャラリー冬青初台・MOTOYA恵比寿・MEM 牛腸茂雄写真展「こども」八重洲地下街リカーズハセガワ丸善メガネサロン

神田

神田珈琲園にて須田氏と会談。 近況、映画の話、活動初期の逸話、関西サロン写真の作家たち、地方のアマチュア、写真画像の裏に流れる想念、センチメンタル、妄想、等。 天ぷらの盛り合わせ的多層人格、ためこまない、明かす。

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 3日目

【THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 会場/後片付け】 イベント最終日。いろいろな方々との交流あり。 昨日購入した写真集『堕落部屋』(グラフィック社)が気に入って、作者である写真家の川本史織さんと、写真集のモデルの一人でもある日本画を学ぶ画学生/イ…

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 2日目

【THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 会場/窓鏡】 出店した同室のブースには興味深い活動をしている方々がたくさん。 昨日ざっと下見をしていて気になっていたブースの刊行物を購入する。 僕の今年の興味関心の焦点は、「皮膚」「アラベスク」「グロテスク」「…

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 初日

【THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 会場/白いスクリーン】 同人として参加している「ニセアカシア発行所」が出店する THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 の初日。 会場は京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス。 搬入と設営にあたるが、そのあたりは…

アンドレアス・グルスキー展、アメリカン・ポップ・アート展

【国立新美術館】 国立新美術館にて、アンドレアス・グルスキー展とアメリカンポップアート展とを観覧。 ひさしぶりの東京都心の六本木。歩いている人々のスタイルに隔世の感すらおぼえる。アンドレアス・グルスキー展のメモ 圧倒的に立ち現れる雑多なイメー…

あいちトリエンナーレ

【白川公園】名古屋でひさしぶりにA君と会う。 一緒に名古屋の街を歩きながら、あいちトリエンナーレの展示を観覧する。白川会場(名古屋市立美術館)栄会場(愛知芸術文化センター)夏の暑さが戻ってきたような暑い日で、会場と会場とをめぐり歩いているう…

田中一郎の足跡

【高山市/せんべい屋】 岐阜県高山市にある田中スタジオを訪問する。 田中スタジオは写真館としての営業を終え、田中氏の足跡を遺す現在ささやかな記念館となっている。 ここ田中スタジオの主だった田中一郎の写真集を5冊閲覧する。 突然の訪問にも関わら…

実験工房展

【富山地方鉄道市内線】富山市美術館にて実験工房展を観覧富山市内散策

須田一政「テンプテーション」

【初台の住宅街にある MOTOYA Book,Cafe,Gallery】 初台「MOTOYA Book,Cafe,Gallery」に行く。 「もうひとつのBook Fair」に写真同人誌「ニセアカシア」を出品しているごあいさつを兼ねて。 須田一政写真展「テンプテーション」観覧。 品川・P. G. I. (フォ…