須田一政「テンプテーション」
【初台の住宅街にある MOTOYA Book,Cafe,Gallery】
初台「MOTOYA Book,Cafe,Gallery」に行く。
「もうひとつのBook Fair」に写真同人誌「ニセアカシア」を出品しているごあいさつを兼ねて。
須田一政写真展「テンプテーション」観覧。
品川・P. G. I. (フォト・ギャラリー・インターナショナル)にて。
合わせてオープニングパーティに出席。
「テンプテーション」のシリーズは須田の最新作。
モノクロームの写真群。被写体はアトランダムに集積された日常身辺の物事など。
ねばねばとあるいはかさかさとした、膜のような壁のような、ゾンビの皮膚のようなものに行き当たる視線の痕跡を覚える。
昨年秋の成山画廊における展示にも漂っていたその感覚が、より濃厚なものとなって眼前に展開されていたと私は感じた。
この印象を現代の社会に漂う閉塞感の反映と解釈するのはさすがに牽強付会だろうか。
ともあれ須田一政の作家活動において新しいフェーズが始まったようである。
二次会にて即興演説の練習