早稲田


早稲田大学 大隈講堂

 早稲田大学で「写真家としてのル・コルビュジエ」を観覧。
 家庭用ムービーキャメラによるコマ撮りスチルショットの発掘展示。
 あえかに流れ去る時をさりげなくすくい取るような軽やかでいて確かなまなざし。
 客船や水上飛行機のメカニックな被写体の切り取りの巧みさが印象に残る。

 赤絵の陶磁器の展示も観覧。
 柿右衛門を特徴づける赤絵を引き立たせる独特の不透明感のある白地は、なるほど効果のある特徴的な技巧だと感じた。
 時代や地域を異にする中国の古陶の、それぞれの味を見比べるのが面白かった。