立春

 一陽来復 立春大吉

 季節が分たれて春となり、新しい季節が始まったことを言祝ぐ。
 穴八幡神社一陽来復御守を壁に貼る。

 午前中は南風が吹いて、潤いのある暖かさを覚える春らしい陽気。陽ざしは晴れから薄曇りのあいだ。
 午後になると雲が広がり、薄暗くなってにわか雨もある。またこれも春らしいといえば春らしい天気。湿り気が暖かい。

 船橋ときわ書房にて、友人の作品が掲載されている漫画雑誌を購入。
 それから、映画レンタルショップを含め、店内であれこれと立ち読みする。この店独特の品揃えが楽しい。
 この店に並んでいなかったら知ることも無かっただろう本、買いたいと思いつつ財布の中身と相談した本も多々。

 平井呈一編訳『恐怖の愉しみ』(創元推理文庫)を久しぶりに再読。
 19世紀末から20世紀前半にかけての英米モダンホラー」の精選集。
 文庫本にして20-30頁の短編怪談が小気味よい。
 同書収録の50-100頁の書き込まれた中編怪談も編訳者の思いが感じられて魅力的ながら、今晩はじっくりと読む勢いがないので読まず。

 夜も更けて北風が強くなってくる。

恐怖の愉しみ (上) (創元推理文庫 (535‐1))

恐怖の愉しみ (上) (創元推理文庫 (535‐1))

恐怖の愉しみ (下) (創元推理文庫 (535‐2))

恐怖の愉しみ (下) (創元推理文庫 (535‐2))