【アルミのノート】


 熱伝導率が高い。放熱板でもある。

  • 『特性のない男』抜き書き

年をとるにつれて、ぼくがむかし嫌っていたものが、ずっと遅れて回り道をしながら、それにもかかわらずぼくの道と同じ方向をとってきているために、そうしたものの存在権を、ぼくが突然もう否定できなくなるようなことが起きる度数が、増えてきている。そして一方、むかしぼくが熱中した理念とか出来事とかに、欠点が認められることも起きている。だから、大きく距離を置いて見ると、熱中したかどうかとか、熱中したとしてもどういう意味で熱中したかというようなことは、まったくどうでもよいことに思われてくる。
  R. ムージル『特性のない男』(加藤二郎 訳)

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ムージル著作集 第3巻 特性のない男 3

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