【外は晴れ】
- 『宮本常一が見た日本』抜き書き
部落問題でも離島や山村などの社会問題でも一番大切なことは、地域に人間をつくることだ。運動というものは、その主張に価値があるのだから、目標を具体的でしっかりしたものに限定してねばりづよく持続して追求することだ。 部落問題でも君らが心配しているように、地域のリーダーが育たないところでは、自分の利権だけをあさる者も出てくるだろう。しかし、良きリーダーを地域が育てあげているところでは、そんな困難が生じても、自分たちの頭と体で立派に問題をつかんで解決していくだろう。
佐野眞一『宮本常一が見た日本』/村崎修二氏にむけて語られた宮本常一の言葉
- 個別・具体に向き合う
- 普遍宗教のモデル
- 二次創作
- 恐怖の記憶
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/05/10
- メディア: 文庫
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